2R主催の薬物乱用防止教室講師育成実践セミナーが、11月8日(月)13時30分〜16時に横浜技能文化会館において開催された。
冒頭に亀井真司地区ガバナーから、「薬物乱用防止教室講師育成実践セミナーはアメリカでは各州の法律が違うためなかなか開催できない。青少年を守るための日本ならではの貴重な取り組みである」と挨拶があった。
尾形慶三名誉顧問会議長から、「小池和子講師(330複合地区薬物乱用防止委員会副委員長・横浜おおとりコスモポリタンLC所属)という日本のスペシャリストを迎えての講演は幸せである。18年前のビデオがセンセーショナル。今の時代ではなかなかお見せできるのは難しい。今日は貴重な機会であるので感じ取っていただきたい」と挨拶があった。
続いて野上和子2RCから「7・8・9月は新型コロナウイルスの感染者が多かった。大変な思いをした方々に敬意を表したい。対面式でお会いできるのがうれしい。一人ひとりが講師になったつもりで実践していただきたい」と挨拶があった。
講演は神戸哲志2R-2ZCの司会で始まった。小池講師のセミナー内容の説明のあとDVD視聴。小池講師からは「ライオンズクラブが講師をやることの意義について、なぜライオンズクラブがやるのか。DVDを見せるだけでは学校の先生でもできる。地域の子どもたちに地域の大人が伝えることが大切である」と心構えが伝えられた。
〇何を伝えるか
小学生には、脳がだめになる。脳の組織が溶けてしまう。などを伝えることが大切である。中学生には依存性について詳しく説明する必要がある。「1回だけなら良いのではないか。」は大きな間違い。依存性があるので1回だけのつもりでも高揚感の後、脱力感などがあり、回数が増えていく。同じ効果を求めるには量を増やすようになり、より強いものを求める傾向がある。と説明があった。「薬物乱用防止について、正しい知識を持つこと。薬物は、もらわない・買わない・使わない」と伝えなければならないと説明があった。
講師講演のあと各グループに分かれて、実際に薬物乱用防止教室講師としてロールプレイングが実施され、最後に質疑応答が行われた。参加者からは、実際に講師役をやることにより、より理解が深まったとの声があった。
取材:マーケティング・地区ニュース委員会 副委員長 L石井光一
撮影:マーケティング・地区ニュース委員会 アドバイザー L中井 弘明
発信 マーケティング・地区ニュース委員会