
4月20日(水)横浜技能文化会館において、1リジョン・9リジョン共催の『薬物乱用防止教室』セミナーが横浜金港ライオンズクラブ白井 聡Lの司会進行により、小川壽美子1リジョン・チェアパーソンが開会を宣言して開催された。
最初に、亀井真司地区ガバナーから、「子どもたちの守り方を、各クラブに持ち帰り、議論を積極的に拡げていただきたい」と挨拶があった。そして、小川1リジョン・チェアパーソン、石橋昭仁9リジョン・チェアパーソンからはともに「改めて地元の活動につなげていきたい」と挨拶があった。
続いて、七澤 勲薬物乱用防止・青少年健全育成・クエスト委員長から「セミナー開催の方法、薬物乱用防止教育認定の認定講師以外のクラブメンバーへの啓発活動を拡げ、推進してもらいたい」と挨拶があった。
セミナーの本題「模擬教室」が始まる前に、講師の谷川 亘薬物乱用防止・青少年健全育成・クエスト副委員長から『薬物乱用防止教室』の現状について、薬物乱用防止教育認定講師の資格を有しているメンバー数に対し、講師の経験者が少ないこと(有資格者500人余りの10~20%程度)、素晴らしいアクティビティだという認識は各自持っているのに、さまざまな理由から、なかなか広まらないことが問題点としてあげられた。
さらに、受講の方法は一方的に生徒が聴講するのではなく、現在学校教育の中で推奨されている、アクティブラーニング(主体的学習)の一環としてグループディスカッション方式を取り入れており、先生方から好評を得て、生徒の反響も素晴らしく変化があると説明があった。
そして、『薬物乱用防止教室』の「模擬教室」が下記の手順で行われた。
- 主任講師の挨拶
自己紹介、メンバー紹介、ライオンズクラブ国際協会の紹介、DVD視聴の注意点の説明等
2.DVD視聴
薬物の種類、身体に与える影響、専門家のインタビュー映像等
3.グループディスカッション
班分けし、課題テーマについてのディスカッション
講師たちは議論を活性化するためのサポートに徹し各班を回る
4.グループ代表による発表
主任講師は、発表者を必ず褒めること
5.主任講師による総評
6.薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」3回唱和
「模擬教室」が終了し、谷川講師より、改めて『薬物乱用防止教室』開催をなお一層拡げていただきたい旨の話があり、本セミナー参加のメンバーからは、グループディスカッションでの役割分担の明確化の必要性、生徒からの高度な質問に対する回答の仕方、『薬物乱用防止教室』を開催するにあたり、学校サイドとライオンズサイドのコンタクト(マッチング)の具体的な提案(ライオンズメンバーのコネクションや自治体の教育課を利用、警察のHPからアクセス)等、活発な意見が交わされた。
最後に、石橋9リジョン・チェアパーソンから、参加者へのお礼と活動拡大のお願いが閉会の言葉として述べられ、本セミナーは終了した。
取材:マーケティング・地区ニュース委員 L田中 誠司
撮影:マーケティング・地区ニュース アドバイザー L 近野 照彦
発信 マーケティング・地区ニュース委員会