12リジョンの亀井真司地区ガバナー公式訪問小会議が9月9日(木) 亀井ガバナー、中澤一浩第1副地区ガバナー、石田真一第2副地区ガバナー、田中治夫12RC、大石秀世12R- 2ZC、小松英一12R- 3ZC、8クラブ会長の参加で執り行われた。
鈴木直樹キャビネット幹事の司会で14時より始まった。コロナの影響が長引く中WEBでの会議となったが、亀井ガバナーと直接会える貴重な機会がなくなったことについての12リジョンの各クラブから残念の声が聞こえた。
ダグラスX.アレキサンダー国際会長の今期テーマ『We Serve』〜心からの奉仕を〜とともに、短く編集されたビデオメッセージが放映された(詳細は2021年9・10月号LION誌参照)。
亀井ガバナーの挨拶より始まり、LCIFの大切さと会員退会防止についてガバナーの熱い思いを語った。
亀井ガバナーが各クラブへ問いかけたテーマは「メンバーの退会防止」についてであった。12リジョンの参加クラブの会長たちはそのテーマについて真剣に取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきた。
会員維持と退会防止について、各クラブの対策とその問題点について情報を共有した。
ほとんどのクラブで取り組んでいる共通のアクティビティは、メンバー同士の意思疎通をいかに図るかであった。なぜなら、コロナ禍で新しくメンバーを迎え入れるのは非常に難しく、退会を防ぎ現存のメンバーを維持することが最善の策であるからだという。
特に、勝沼・大和ライオンズクラブの佐藤卓男会長は、メンバーの人数を増やす目的での家族会員は反対の立場で正会員だけのクラブ運営に徹底していると力強く報告した。佐藤会長によれば、現在人口1万人での正会員23名という数字が物語っているのは2つあるという。
一つは1万人の人口から23名のメンバーは非常に高い比率であること。もう一つは、正会員の23名はライオンズの奉仕スピリッツによる堅い結束力でアクティビティに取り組んでいること。長年、退会のメンバーがなく、メンバーの維持ができる秘訣はそこにあるという。
また、都留ライオンズクラブの赤澤克夫会長はメンバー維持の秘策として3つを取り上げた。
メンバー同士がわかり合うために、例会などでライオンスピーチを行うことと、奉仕アクティビティの内容を情報として積極的に発信しライオンズメンバーであることへの誇りを持たせること、3つめはスポンサーシップを徹底することで52人(家族会員含む)のメンバーを維持しているとのことである。
最後に、亀井ガバナーは、メンバー同士で尊厳をもって接することと、各クラブで取り組んでいるメンバー退会の防止アクティビティは持続可能な対策として、ぜひやってもらいたいとのことで12リジョンの小会議を締めくくった。
取材:マーケティング・地区ニュース副委員長 L車 淳泰
発信 マーケティング・地区ニュース委員会