8月25日(水)、330-B地区亀井真司地区ガバナーの11リジョン公式訪問がWEB会議で開かれた。
山梨県のコロナ禍の状況については、県独自策を実施しており安心感があった。ところが、18日に知事も寝耳に水という、まん延防止の適用対象に決まった。このような中、19日付けで「WEB会議開催のお知らせ」があり、あわただしいWEB小会議となった。
総合司会の小野光一キャビネット副幹事による開会宣言から始まり、以下次第により記載する。
1.地区ガバナー挨拶 Ⅼ亀井真司
2.第1副地区ガバナー挨拶 Ⅼ中澤一浩
3.第2副地区ガバナー挨拶 Ⅼ石田真一
4.11R-RⅭ挨拶 Ⅼ浅川力三
5.11R―1Z-ZⅭ挨拶 Ⅼ桝方昭平
2Z-ZⅭ挨拶 Ⅼ畑野 顕
【小会議】 司会 鈴木直樹キャビネット幹事
まず、亀井ガバナーは、この状況下で持続して奉仕活動を推進しているクラブ・ライオンにエールを送った。また、今期のRC、ZCは強いリーダーシップを持ち合わせている。力を合わせこの難局を乗り切りたい。浅川RCは政治家でありながら長いライオン歴を持っている。年頭の所感では、アメリカの分断・差別に傾いていく社会を憂い、「相手が嫌いだから、気に入らないから、攻撃しあうのではなく融合策はないかを探るべきだ」と述べている。これは今日の課題「持続可能なクラブ運営」のヒントになるかもしれない。いずれにしても、山梨の皆さんと11月にはお会いできることを楽しみにしていると語った。
次に、ダグラス✕.アレキサンダー国際会長からのメッセージは映像を介しながら要約を述べた。
1.奉仕の能力・中身を高める。
2.多角的に財団から交付金を得る。
3.心を奉仕に捧げる。(持続可能なクラブ運営、長年にわたって奉仕に捧げている人を尊敬して欲しい。)
4.地域社会と奉仕を行う側が、互いにコミュニケーションを取りながら奉仕をする。
続いて、中澤第1副ガバナーは参加7クラブ会長に次のように諮問した。
「コロナ禍が要因で、メンバーとのコミュニケーションが少なくなっている。また、取りづらくなっている。このような状況下でのコミュニケーションの取り方、クラブ運営のあり方について伺いたい」
亀井ガバナーからは、各会長さんが思案中に、次のようなコメントがあった。
- 退会防止について
会員増強は最大の課題であるが、直近期で約400名もの退会者がいる。3年以内で退会した会員については、新入会員への愛情が足りなかったのではないか、アプローチに問題はなかったか、辞めた理由についてきちんと検証してください。クラブ運営を整理し、コストを削減し、在籍しやすいシンプルなクラブを考えてください。
- LCIFキャンペーン100について
正会員全員に年間100ドル以上の心からの愛ある寄付奉仕をお願いすると結んだ。
司会の鈴木キャビネット幹事が再登板し、諮問されている課題について7クラブの会長がそれぞれ考案を述べた。亀井ガバナーは7クラブの歴史や抱えている懸案事項等について子細に把握している様子で、「新しいリーダーが育っていますね」「あの存続の危機を思い起こして頑張ってください」「大世帯だから改革をしてスリムなったのですね」等々、コメントした。
設問に対する各会長の意見を要約すると
・会員間のコミュニケーションの取り方として、デジタル化が浸透している現状でスマートフォンなどの活用は必要だが、高齢者が多いので疎外者を出しかねない。
・会員歴が短く若い会長は、経験の長い先輩から多くを肌で吸収したい。
・大世帯なので改革を断行、事務所を改造し、持ち出し会議も少なくした。年会費を削減、入会金も減額してシンプル化を図り、在籍しやすい環境づくりに努めている。
・他のクラブも今期の年会費削減を行うとした。
・従来の奉仕の形態を精査し、行政や地域と連携する方策を模索している。
最後に、鈴木キャビネット幹事は「この時節、今だからこその対話をさせていただきました。11月には対面でお会いしましょう」と結んだ。
まさに臥薪嘗胆の時期です。
取材:マーケティング・地区ニュース委員 Ⅼ篠原 秀彦
発信 マーケティング・地区ニュース委員会