第57代330-B地区亀井真司ガバナーの10リジョン公式訪問は、新型コロナウイルス感染拡大防止に考慮して、地区ガバナーと各クラブ会長との小会議と地区ガバナーを囲んでの昼食会を人数制限の上、8月24日(火)アピオ甲府にて開催の予定であったが、県下においてまん延防止等重点措置が実施され、急遽リモート形式のWEB小会議に変更を余儀なくされた。
小会議では、亀井ガバナーが国際会長テーマ『We Serve』 〜心からの奉仕を〜(愛情をもって)について話された。国際会長方針は、クラブ会長に正確に伝えていくとし、まずは4つの優先事項を挙げた。
〇奉仕の能力を高める
〇財団LCIFを支援しよう
〇心を奉仕に注ごう
〇各地域社会と人々との互いのコミュニケーションを取りましょう
続いて、地区ガバナー方針では、会員数の推移について日本国内で4,690名減少・66クラブ解散、2019年においては478名・前期359名の退会者、330-B地区会員数は3,706名。クラブメンバー在籍者に対して「クラブ会長は、今いる人たちに十分手厚い感謝そして愛情を持つことが重要で、尊敬の念を抱こう」と語った。また、亀井ガバナー・中澤一浩第1副地区ガバナー・石田真一第2副地区ガバナーの今期3年間で「退会防止0キャンペーン」を掲げ目標とする。LCIFキャンペーン100について、年間1人100ドルを目標にお願いしたいと話された。
次に、中澤第1副ガバナーより各クラブ会長へコロナ禍におけるクラブ運営についての質疑応答に移った。
・コロナ感染防止対策やまん延防止等重点措置の観点から例会が休会となるケースが多く、クラブ運営について今後話し合っていく予定。
・人が集まって行う継続事業については行えていない。現状でも行える新しい事業を模索計画中である。
・献血奉仕事業を強化すべく、献血活動場所を増やしていく。
・現状の難局の中でクラブが心ひとつになることが必要である。新しい力となる新入会員を増強しようと考えている。
・今期は退会防止に取り組んでいきたい。そのためにもライオンズクラブの魅力をもっとアピールしていきたい。
・対面での例会が難しい中、WEBを使ったリモート例会を検討中である。
・対面でのアクティビティが難しい中、貧困家庭に食料支援・災害地域への寄付等を継続事業として行っている。
持続的なクラブ運営・継続事業・会員増強・退会防止等、コロナ禍の中、感染症に対してやり方を模索する現状を各クラブ会長が切実に話された。
最後に、亀井ガバナーより総括として、「11月にはクラブ会長会を工夫して開催したい。そしてそこまでがガバナー公式訪問だと考えている」とし、「今期年次大会は今までと違い大きく変え、クラブ会長を中心とした皆さんとともに、地区内をより良いものにしていきましょう。コロナの苦しい中ですが、一緒にやっていきましょう。」と締められた。
取材・撮影:マーケティング・地区ニュース委員 L平岩 謙
発信 マーケティング・地区ニュース委員会