9月16日(水)16時から13Rの小会議が、ホテルラポール千寿閣で開催された。
小会議に先立ち、ソーシャルディスタンスを守りながら大広間に全員が集合した。菱澤進光13RCの開会のことばに続き、吉本晴夫地区ガバナーより「地区会費減免がクラブにとって有効活用となることに期待する。また、330複合地区の中でB地区が最もITが進んでいる。IT元年にしていきたい」と挨拶があった。
その後、会長・幹事・会計がそれぞれの部屋に分かれ小会議が始まった。
会長編
吉本ガバナーの議事進行で各クラブ会長へ質問がされた。
〇クラブ新入会員セミナーを実施しているか?
ほとんどのクラブでスポンサーが面倒を見る、先輩Lが説明する、委員会・3役がレクチャーすると答えた。あるクラブでは、スライドやキャビネットからの紙芝居を利用する、役員表を拡大し役割説明を明確に掲示しているクラブもあった。
〇地区会費3ヶ月減免をクラブ会費に反映させているか?
どのクラブもこれから考えていくとのことで、案として新入会員初年度会費の無料化・新しいアクティビティ・例会ができないので会員に還付などを考えている会長もいた。
吉本ガバナーは、「ボール(質問)は2つしか投げることができなかったが、10年後のライオンズクラブの姿を考えてクラブ運営を考えてほしい」と結んだ。
取材:地区ニュース委員長 L坂本 治子
幹事編
安永佳代13R-1ZCの開会の言葉に始まり、亀井真司第1副地区ガバナーの挨拶。岡 美佐子キャビネット幹事の挨拶の後、議事のヒアリングが行われた。
「幹事の職責のひとつとして、国際本部や地区にマンスリーレポートの報告をあげることをご存じですか」という質問に、事務局に任せているクラブや、議事録など幹事が作成するが報告の入力は事務局に任せているというクラブ。一方、事務局がないクラブは、メンバーが協力して取り組んでいるとのことだった。
「国際協会のWEBサイトの活用」については今回初めて確認したクラブと、サイトを既に活用しているクラブに分かれた。
「新しいアクティビティの取り組みについて」は、駅前の植栽は引き続き行い、献血も従来通りできるということなどで実施予定だが、各クラブとも密になる祭りなどの集まりやアクティビティはできないので減らしていく方向や今後の内容を検討中という声が多かった。
例会開催を月2回から1回にしたり、広い会場に変更、リモートのZOOM参加を認めたり工夫をしているクラブもあった。
あるクラブ幹事より「今後WEB会議を取り入れたいが苦労などあれば知りたい」との質問に、活発な意見が交換された。例会が全くないよりも画面上で顔を合わせることも大事という意見や、パソコンでLINE会議を実施しているクラブ。電波の乱れや不慣れで接続がスムーズにいかないとき電話でフォローしながら行っているクラブ。グループLINEを積極的に活用し、意見を交換しているなど、強制ではなく任意で行っている。しかし、実際に会う例会を楽しみにしているメンバーもいるので、引き続きコロナ禍の課題となるだろう。
総括として、亀井第1副ガバナーが「今は苦しい時期ですが、なんとかがんばっていきましょう」と結んだ。
岡キャビネット幹事の閉会の挨拶で「コロナ禍でWEBの小会議を行うことが多かったが、やはり対面でやると熱意が伝わり全然違います。ツールの一つとしてWEB会議を取り入れながらも臨機応変な活動をお願いします」との言葉に会場は笑みも溢れ、和やかな雰囲気の中、閉会となった。
地区ニュース副委員長 L落合 朱身
会計編
会計会議は北村勝一13R-2ZCの挨拶に始まり、司会を芳村 健キャビネット運営副委員長が務めた。
※地区会費が減免になったことをクラブメンバー内で周知ができているか
→どのクラブも会費が減免になったことは周知しているようだった。
※減免になった地区会費の分をどのように反映していくか
→具体的な活用方法についての話し合いができているクラブはまだ少ないようだが、これからアクティビティなどに活用を検討する、新入会員獲得のための費用として充当するなどといった意見が出てきた。
中澤一浩第2副地区ガバナーからは、「キャビネットをコンパクトにしていくことで、よりキャビネットとクラブとの距離感を縮めていきたい。会費の減免をクラブ運営にうまく活用してほしい」という内容の話があった。
最後に「メンバーが減っている状況ではあるが、あまり肩に力を入れすぎずに、自然体でこれからもライオンズ活動を頑張ってほしい」と労い、会議を閉めた。
地区ニュース委員 L高橋 大樹
発信:地区ニュース委員会