9月9日(水)、カルッツかわさきにて4リジョンガバナー公式訪問・小会議が執り行われた。今年は、コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを保ちつつ例年にないマスク着用。会長、幹事、会計が3部屋に分かれての質疑応答となった。
会議に先立ちクラブ3役全員に対して、吉本晴夫地区ガバナーより、今期も新型コロナの影響で例年のような活動ができない状態が続いている。今期は特にWEB活用元年と位置付け、各クラブWEB会議を積極的に活用してほしい旨要請があった。
会長編
クラブで新入会員セミナーを行っているかという質問については、形式的には行っていないが、例会の中でスポンサーを中心にメンバーで協力して分からないことを教えていくという意見がもっとも多く、それに対してライオンズ用語や制度や名称の変更等が上手く伝わらないなどの問題も浮上した。その中で新入会員用のガイドブックを活用しているクラブもあり、今後の新入会員への対応のヒントも飛び出した。
次に、地区会費3ヵ月減免をクラブ会費や活動に反映させているかという質疑では、上手く反映できていないという意見が続いたが、ガバナーからなぜ地区会費を減免したのか、会費減免に対する熱い動機が語られると、その気持ちに応えるように、このガバナーの話を持ち帰り、節約された会費の使い道を理事会で再考したいという声が会長たちから上がった。
限られた時間の中、質疑はこの2点のみに絞られたが形式にとらわれない今回の会議のスタイルは、まさに吉本ガバナーの言うピンチは変化のチャンスを体現する素晴らしいものとなった。
キャビネット副幹事 L佐藤 文哉(川崎多摩川LC)
幹事編
クラブ幹事会議では、亀井第1副地区ガバナーより「ライオンズクラブはもっとダイナミックな活動であるべきだが、COVID19の影響で困難を極めている。皆の力を合わせてこの難局を乗り越えたい」と力強い挨拶があり、また岡 美佐子キャビネット幹事からは「実際に顔を合わせて小会議を行うのは貴重な機会なので、有意義なものとしたい」と話があった。
小会議ではメンバー以外の事務局員がいるクラブでは、幹事が不慣れでも事務局員がフォローすることにより勉強しながら幹事の仕事を覚えることができ、また、事務局員がいないクラブではベテランメンバーが積極的に幹事をフォローしているとの意見があった。
WEB会議については「開催にいまだ敷居が高い」「理事会、例会の出席率が高いので必要性を感じない」などの意見もあった。
アクティビティについては例年通り開催を予定しているも、相手先のCOVID19に対する事情等で打合せ段階のままとなっている案件が多い状態だった。
約1時間強の会議は終始活発な意見交換が行われ、亀井第1副ガバナーの総括をもって終了した。
4R-1ZS L髙橋 信司(川崎LC)
会計編
14時30分より、クラブ会計小会議は中澤一浩第2副地区ガバナー、大澤玲子キャビネット会計ご臨席のもと、谷井弘樹キャビネット運営委員会副委員長の司会で開会した。
小会議では中澤第2副ガバナーが「今期スタートに当たり330-B地区全盛時のメンバー数9,200名より現在は3,900名に減少しているのでそれに見合った組織にした。ご理解と同時にご協力の程よろしくお願いします」と挨拶された。
続いて議事に入り、事前に各クラブより提出いただいた質問事項について、大澤キャビネット会計より各クラブに対して項目ごとにヒアリングが行われた。
年会費、会費の徴収間隔、入会金の有無、事業費が会費の一部に設定されているか・いないか、会費の減額余地の有無、地区会費の3ヶ月減免の実施をクラブ会費に反映させているかどうか等が話し合われた。
最後に大澤キャビネット会計より、各クラブの会計監査の実施状況を確認したところ、4リジョンの12クラブ中、監査を実施している、していないが半々であった。
総括の中で、中澤第2副ガバナーより、従来の型にはまったクラブではなく、少人数でも特色のあるクラブはそれを活かし、このコロナ禍ではWEBを活用した活動を積極的に推し進めてほしいとの話があった。
15時50分、小会議・クラブ会計の部は無事終了した。
4R-1Z 川崎橘LC 幹事 L附田 徳志
発信:地区ニュース委員会