新型コロナウイルスの感染拡大で活動も変化を強いられ、移動は制限され人が集まっての行動ができなくなった。この状況の中で、8月28日(金)の11リジョン・ガバナー公式訪問のあり方は、WEB小会議に変更を余儀なくされた。キャビネットと11リジョンの各7クラブはPCモニター画面での遠隔会議となったが利点と限界の双方を体験した。会長小会議は、14時から1時間。続いて幹事小会議は40分。会計小会議は40分の設定で進行した。
会長編
〇会長小会議、冒頭で吉本晴夫地区ガバナーはWEB会議に至った経緯、国際協会の現状、ガバナー・テーマについて述べた。また、コロナ禍と会員が4千人を割り込んだ局面に非常時の対応・改革の方針を示した。
・アクティビティの主体は各クラブが行うことを基本とする(クラブファースト)。
・複合を含む役員数減・組織(クラブ・ゾーン・リジョンを含む)の整理。
・WEB会議に各クラブが対応できるよう取り組む。
・女性メンバーの役員登用を促進、キャビネット幹事・会計、7名の委員長が誕生。
・セミナー等の開催の在り方は集合が難しくなる、WEBを積極的に活用していく。
他に、会員の減がクラブの負担にならぬ様、役員の減と合わせ地区会費の減免、リジョン・ゾーン交付金の件が審議承認された旨を述べた。
地区ガバナーの司会で会長小会議は続行され、事前に提出されている会長編質問事項から共通の事案・11リジョンが勘案する課題について話し合った。
*今期の会員増強目標何人かの問いに。
ガバナーから、目標0のクラブがある、実態は厳しいが1増の気概で取組みを願いたい、高齢化の話が出ているが定年退職後もボランティアは20年活動できる時代だ。これから会員減少状況下で事務局は維持できるか(4クラブは会員が事務を履行している)、2Zの課題、役員のローテーション方式へと議事は展開した。
*リジョン、ゾーンの統合は考えられないか。
新津辰夫リジョン・チェアパーソンから、11リジョンの会員数は1ゾーンが187名、2ゾーンが47名、ローテーションでは2ゾーンがゾーン・チェアパーソンと被り、私は今回代行で、次また2Zに戻ることで協議中にある。結果はガバナーに報告するとした。2ゾーンのあるクラブから、47名体制で多くの役員を受けるのは無理、役員数の削減が肝要と思う、クラブは精いっぱいアクティビティを行っているとの話があった。
ガバナーは「役員の削減など改革に取り組んだがまだまだ先、課題が多い。一緒になって解決策を見出そう」と結んだ。
幹事編
○ 幹事小会議、亀井真司第1副地区ガバナーの挨拶に始まり、司会を岡美佐子キャビネット幹事が務めた。
*このような状況下でクラブのアクティビティはどのように行っているか、変化はあるか。
多数の発言は、あまり変わらない。
*今回のWEB会議をどう考えるか、感想は。
参加人数が多い割に発言の機会は十分ある、これからも活用していくべきだ。
会計編
○会計小会議、中澤一浩第2副地区ガバナーの挨拶に始まり、司会を大澤玲子キャビネット会計が務めた。
*地区会費を減免したが、クラブ会費にどう反映するか。
初めて聞いた、これから考える、が多数であった。
*リジョン・ゾーン交付金についていかに使うか。新津辰夫リジョン・チェアパーソン、宮坂清ゾーン・チェアパーソンに伺う。
これから有効な活用道を考える。
中澤第2副ガバナーから閉会の挨拶は、「山梨から始めたWEB小委員会は暗中模索のなかどう展開するのか不安があったが、まずまずの成果が出せた」と労い、会議を閉めた。
取材・撮影:地区ニュース委員 L篠原 秀彦
発信:地区ニュース委員会