まず初めに、薬物乱用防止教育認定講師養成講座につきましては多くのメンバーの皆様に受講いただき、ありがたく感謝申し上げます。
今期委員会の活動報告ですが、コロナ禍で思い通りに対面での委員会や講座等の開催をすることもできない状況でありましたが、3月までに対面開催1回並びにWEBにて5回の委員会を開催するとともに、薬物乱用防止教育認定講師養成講座(WEBにて2回)の実施、またリジョン等での薬物乱用防止教育の実践勉強会の推奨並びにそのバックアップ、そしてライオンズクエストプログラムの情報収集またセミナーへの参加等を行ってまいりました。
薬物乱用防止教育に関し、亀井真司地区ガバナーの活動方針のもと1人でも多くのライオンズメンバーが薬物乱用防止教育に関わり、1回でも多くの薬物乱用防止教室の開催につながる情報収集・方策の研究、認定講師の実際の活動につなげるセミナーの開催に向け委員会としては取り組んでまいりました。
330-B 地区内の課題として認定講師資格取得者が数多くいるにもかかわらず、学校等での講師を実践している方が資格取得者の2割程度であり、資格を取得していながらその資格を有効に生かし切れてはいないこと。またクラブとしても実際に薬物乱用防止教室を開催するためにどうしたら良いかわからないといった意見も多々ある状況で、薬物乱用防止教室の開催への取り組みも地域に偏りが見られる状況でした。
そこで、多くの地域やクラブで取り組んでほしいと考え、今期はリジョンごとの薬物乱用防止教育の実践勉強会の開催を推奨させていただいたわけですが、コロナ感染拡大の影響もあり思うように計画ができずに期の終盤を迎えてしまっておりますことは非常に残念に感じております。
しかしながら、2リジョンで2回の勉強会を開催していただきましたこと、今後1リジョン並びに9リジョンでの勉強会の開催を計画していただいていることもあり、6月末まで今からでも開催希望がございましたら委員会宛にご連絡の程よろしくお願い申し上げます。
実際の教室を開催するための学校や教育委員会等へのアプローチの仕方や多くのメンバーが講師として参加するクラブ一丸となれる開催方法等の実践的な勉強を、特に実際に講師経験のない有資格者に勉強していただけると今後の薬物乱用防止教育の大きな大きな力になっていただけるものと思っております。
「人前で話すことは得意ではない」とか、「あの人みたいにうまく話せないし」とか思われている方にもぜひ講師として関わっていきたいと思っていただける開催方法を知っていただければと思います。
また、ライオンズクエストに関する報告ですが、330—B 地区内ではライオンズクエストプログラムの推進活用については現状では進んでいない状況であり、今期委員会としてもあまり議論をする機会を設けることができませんでしたが、特定非営利活動法人 青少年育成支援フォーラムが開催するライオンズクエスト関連のWEBセミナーを4回ほど受講する機会をいただき、ライオンズクエストプログラムを取り入れている福岡県福岡市の小学校での取り組み方を紹介したセミナーは非常に参考になりました。ライフスキル教育の必要性や実際に教育現場でどのように行われているかを勉強させていただくとともに、ライオンズクラブの他地区での取り組み等の情報を知る機会をいただきました。
実際にライオンズクエストプログラムのシステムは薬物乱用防止教育の教室開催と関連しており、今後委員会として検討の上で次期の関連委員会に引継ぎさせていただきたいと考えます。
最後に、前期から今期にわたるコロナウイルス感染症拡大の中で、新たに取り組み計画された薬物乱用防止教育教室の開催や数多くのクラブが長年にわたり主催・後援するスポーツ大会や学術大会等が延期や中止になっていることも数多く報告されておりますが、感染収束後には青少年健全育成を目的とした多くの奉仕活動を実践できるように、今やるべきことを考えて委員会として各クラブのお手伝いをできるよう最後まで力を緩めずに活動していきたいと考えております。
薬物乱用防止・青少年健全育成・クエスト委員会 委員長 L七澤 勲
発信 マーケティング・地区ニュース委員会