横浜金港ライオンズクラブ
2月18日(木)朝一番で福島県庁に横浜金港ライオンズクラブからの災害義捐金をお届けに行って来ました。
キッカケは2日前の2月16日(火)のクラブ 例会で会員から福島への震災義捐金の声が上がり、参加したすべての会員が賛同、寄付してくれたことと、偶然にも同日、同時間に小此木八郎防災担当大臣と内堀雅雄福島県知事が福島県庁で面談、財政面などの支援要請をされた旨の報道があったこと。
10年前の「3・11」では、東日本大震災後、横浜青年会議所の現役最後の年、2週間後に支援物資を集めて(私は行けませんでしたが)全国のJCマンが一斉に支援に動き、道路も電車も閉鎖される危機的状況下、現地に赴き、現地の惨状、被災地の方々の憔悴と混乱を目の当たりにしたという話を思い出しました。
その時、現地に行けるなら1秒でも早く赴き、現地の状況をシッカリと把握して多くの方々に広報し、支援の輪を広げること、そして何より直接被災地に赴き「顔を合わせ、手を携えて話を聞くこと」の大切さを知りました。
例会の翌日午前中に、県庁の危機管理センター防災対策課へ連絡し、18日9時にアポイントを取りました。
福島県は2月13日23時の大地震発生後、わずか3時間後には対策本部を設置し、人命救助・人的被災・住家&公的施設の被災状況の確認で対策本部は大変(多忙)なことになっており、義捐金(20万円)を受け入れる口座開設ができていないとのことから、「支援金の目録」を送り、口座開設後に感謝状と共に振込依頼をしていただくことにしました。
なお、義捐金と言うと「日本赤十字社」経由となるようで、形式的には「現金の寄付」という形になるそうです。
ここまでの話が、17日15時過ぎ、慌てて目録作成・準備をして、新幹線の一部区間が運休・高速道路も一部区間が通行止めになっている状況を調べないまま、16時頃に会社を飛び出しましたが、鈍行列車を乗り継ぎ、福島駅に到着したのは23時15分頃、実質7時間もかかりました。
また、吹雪の福島駅前はほとんどの商業施設・ビジネスホテルが閉館、一部閉館しておりましたが、運よく1部屋だけ空いているビジネスホテルを見つけられたのは本当にラッキーでした。
18日は朝6時から福島駅周辺を広範囲に散策しました。人通りも少なく、一部建物が崩壊して閉館している建物、高架橋の突貫補修現場などを確認しました。
9時前に福島県庁の危機管理部 危機管理課 危機管理課長 千葉 亨様、危機管理部 災害対策課 主幹兼副課長 山家 謙一様と面談し、義捐金目録の寄贈と被災状況等について伺いました。
その話の中で、今回の大地震は「3・11」の時よりも揺れ方が大きかったと感じた方が多かったが、先の震災後の多大なる努力の結果、大きな混乱もなく施設の被害も最小限に抑えられたこと、そして、16日に小此木大臣が迅速に被災地を訪問し、内堀知事と面会されたことが報道されたお陰で、翌日から多くの支援物資や寄付が集まったととても感謝していたことが印象的でした。
被災調査の結果、まだまだ予断を許さない状況であることから、不足物資(ブルーシートなど)を今後も送ろうと思いました。
1R-1Z 横浜金港ライオンズクラブ 会長 L 德永 三朗
発信 地区ニュース委員会