川崎武蔵ライオンズクラブ
新型コロナウィルス感染防止の観点から、延期をしておりました50周年記念アクティビティを昨年12 月20 日(日)に実施しました。
今回は、川崎市地域子ども・子育て活動支援助成事業である【てらこみーる(寺子屋[まなぶ]×ミール[たべる])】が主催するこども食堂に、かわさきこども食堂ネットワークの佐藤由加里代表をお招きし、川崎多摩川ライオンズクラブの是近幸春RC立ち合いのもと、金一封のドネーションをさせていただきました。
まず驚いたのは、非常におしゃれで清潔感のあるこども食堂であったことです。普段はかわさきの地元野菜を販売する八百屋&コミュニティカフェとして運営をされているので、食堂として必要とされる設備は完備されており、新しいこども食堂の形として大いに納得がいきました。
次に驚いたのは、食事が提供される間に子どもたちが勉強をして待っていることです。小さい子には、少しお兄さんお姉さんが補助をしながら、机に向かっている姿は、微笑ましい限りでした。
今回はクリスマスが近いということで、手製のリングベルを作成し、クリスマスソングを子どもたちの手拍子に合わせて、外国人ボランティアの方が熱唱されていました。キッチンからはいい匂いがしてきて、お腹もグーと拍子に合わせて鳴っておりました。
最後に驚いたのは、こども食堂を超えた地域コミュニティとしての副次的効果です。学校に登校ができない問題を抱えた就学児童が、こども食堂には立ち寄ることができて、社会とのつながりや、居場所を提供していることです。
課題としては、運営費ということで助成事業であっても、使い方によっては認められない経費があり、複雑なようです。
当クラブとして今後も継続して支援させていただくにはどういった奉仕活動や関わり合いができるのか、多くのメンバーのご意見等もいただきながら、引き続き頂戴したご縁に対して、尽力していく所存です。
※こども食堂(地域食堂含む)とは、こどもたちを中心に年齢等に関係なく、安価または無料で食事を提供している場を意味しています。
※かわさきこども食堂ネットワークは、運営に携わる団体と情報交換をしたり、関係機関との連携をはかり、意見交換の場を設け、地域社会の一助になる活動をしています。
4R-2Z 川崎武蔵ライオンズクラブ 幹事 L山下 学
発信 地区ニュース委員会