甲府南ライオンズクラブ
例年は5年生以下のジュニア大会として開催される秋季大会であるが、昨年はコロナ禍で2月より6月まで各大会の中止と練習も中止の日々が続いたため、出場機会のなかった6年生も参加しての大会となった。
厳しい感染予防対策ガイドラインに則って制約の多い大会となり、開会式と閉会式が大会初の中止となった。
度重なる雨天延期もあったが、10月18日(日)に始球式を行うことができた。
その後、参加20チームが練習不足を感じさせない熱戦を毎回繰り広げ、11月8日(日)には無事に決勝戦を開催することができた。
決勝戦は舞鶴スポーツ少年団と甲運スポーツ少年団との一戦となったが大会史に残る名勝負。先制と追加点にて一時は6-1とリードした舞鶴。最後まで諦めずに必死に追い上げる甲運。最後は歯を食いしばり1点を死守した舞鶴が7-6にて優勝した。
保護者の皆さんはもちろん、大会関係者と観戦していた私たちにも感動を与えてくれた。賞状・トロフィー・盾を始め、3位チームまでの全選手へのメダルと敗退したチームへの敢闘賞等の準備や事前打ち合わせに奔走した私たちにとって、保護者の「新聞社主催の県大会もありますが、子どもたちは毎年この大会を楽しみに練習に励んでいます」との言葉が何よりのご褒美であった。
熱い気持ちで運営を続け、選手たちを支えている甲府市スポーツ少年団野球部会には改めて心から敬意を表し、子どもたちにひた向きで純粋な気持ちがある限り、私たちはエールを送り続けることを約束して表彰式を終えた。
10R-2Z 甲府南ライオンズクラブ 会長 L雨宮 由憲
発信:地区ニュース委員会