
6月4日(土)お昼11時50分より前里町4丁目町内会館(横浜市南区)で、亀井真司地区ガバナーにも参列していただき、子ども食堂『こっこダイニング』の簡単なオープニングセレモニーを行いました。
こっこダイニング代表 尾形亜由美様のお話。
「前里町4丁目町内会館をお借りして子ども食堂を始めるにあたり、地域福祉活動をしている地区社協の会長、民生委員、横浜市立太田小学校内でボランティアとして学習支援(土曜学習サポート)をしている団体、大田小学校校長より、地域での子ども食堂のニーズを伺いました。行政の支援を受けるまでもないが生活が苦しい家庭もある。さまざまな事情を抱えた家庭も多く、子ども食堂、子どもの居場所は必要だ。とのご意見を多数伺いました。
ニーズがあることから地区社協からの協力も得られ、町内会館も借りられることになりました。そして資金面は横浜・川崎レインボーライオンズクラブ様よりご協力いただけることになり、4月5月の2回のプレオープンを経て、本日子ども食堂『こっこダイニング』をオープンすることができました。
「こっこ」の名前は親しみやすく「っ」をつけましたが、「cocodining」と最初に決めました。「coco」の由来はcommunity(地域)cooperation(協力)codomo(子ども)に掛けました。地域で協力して子どもを見守っていける次世代の、ご近所付き合いをしたいという思いで名付けました。

今はコロナ禍で、食堂での食事はできませんが、子育て中の方、子ども、高齢者、近所の人がみんなで食卓を囲み、顔見知りになりつながっていく。そして、何気ないたわいもない会話に救われた経験は多かれ少なかれあると思います。そんな場所を作りたいと思っています。
今は残念ながらお弁当配布をしているため、子ども、子どもを連れている大人と基準を設けています。いろいろとご意見はありますが、困り具合は人それぞれ違います。行政のように線引きをして利用者を選別することもしたくありません。今日の食事が本当に困っているかもしれない人、ただ居場所を求める人もいるかもしれません。利用者となるべくコミュニケーションをとり、ひとりひとりに寄り添った伴奏型の支援ができるように体制を整えていくつもりです」。
横浜・川崎レインボーLCでは、『こっこダイニング』の趣旨に賛同し、資金・人員のサポートを行ってまいります。
1R-3Z 横浜・川崎レインボーLC 会長 L清宮 延光
発信 マーケティング・地区ニュース委員会