寒さ緩んだ白梅が満開の3月3日(木)、藤沢市立善行中学校(小林秀夫校長)をまもなく巣立つ3年生約120名は、藤沢LC(木村三男会長)の開催する薬物乱用防止セミナーに参加し、真剣に聞き入った。善行中学ではこのセミナーは例年の行事になっており、卒業前の大切な授業となっている。
これに先立ち藤沢ライオンズクラブでは、薬物乱用防止セミナーのメンターである谷川亘薬物乱用防止・青少年健全育成・クエスト副委員長を招き、グループディスカッション方式のセミナーについて学んだ。しかし折からのコロナ「まん延防止等重点措置」発令の中でこの方式を断念、体育館で距離を取りながらの講義方式となった。
生徒たちは、このセミナーで、自分自身を大事にすること、なりたい自分をしっかり持つこと、人の役に立つ人になること、それを阻む薬物乱用の意味、薬物乱用をすると自分が壊れ、人生が台無しになることについて学んだ。最後に医師、親など信頼できる人以外からの薬物は「ダメ、絶対!」であることを約束して45分の講義が終了した。
終了後、展示の薬物サンプルや写真を見ながら、「薬物の入った食べ物を食べないようにするにはどうすればよいか」など真剣に聞く女子生徒、「怖い薬物の誘惑に負けない気持ちを持たないと」と決意を持つ男子生徒たちの姿があった。
藤沢ライオンズクラブはシッカリと地域での子どもたちの成長を応援していた。
取材・撮影:マーケティング・地区ニュース委員 L新信 圭介
発信 マーケティング・地区ニュース委員会