3月19日(土)に秦野ライオンズクラブメンバー22名の参加で、弘法山(こうぼうやま)での植樹事業が行われた。弘法山とは標高235m、弘法大師が千座の護摩を修めたという信仰の山で、「かながわの景勝50選」「花の名所100選」にも指定されており、桜の時期になれば花見の人々が多く訪れる。
秦野ライオンズクラブでは、毎年この時期に植樹を行っており、今年も「イロハモミジ」20本を植樹した。
19日の本番に先立ち植える場所を整備するため、3月5日(土)に事前準備として比較的歳の若いメンバーで、半日かけて下草刈りや伐採を行ったのだが、これはかなりの重労働であった。
植える場所は、弘法山公園の登山道沿いと展望台付近の2箇所に各10本ずつである。
前日までの雨が嘘のように晴れ渡り穏やかな気候の中での作業となった。植樹する場所が若干斜面地であるため苦労したが、穴を掘り、イロハモミジを植え、添え木を打ち込み、麻縄で縛る。作業を進めている間に気温も上がり、かなりの重労働のため汗をかくほどであったが、人数も多かったので2時間ほどの作業で20本の植樹を終えた。
今はまだ細い苗木であるが、いずれ紅葉し登山客の目を楽しませてくれることと心待ちに思う。
まん延防止等重点措置期間であるため、会食は控え各自お弁当をいただいて帰宅の途についた。
取材・撮影:マーケティング・地区ニュース委員 L田村 博
発信 マーケティング・地区ニュース委員会