富士吉田ライオンズクラブでは薬物乱用防止の取り組みとして、前年度まで毎年2~3人程度「薬物乱用防止認定講師養成講座」を受講し、認定講師を育成してまいりました。
今期は、これをさらに地域に根ざしたアクティビティにするために「薬物乱用防止委員会」を創設し、若年化する薬物犯罪のリスクを児童生徒に周知する「薬物乱用防止教室」開催を、令和3年初頭に、市教育委員会、校長会に働きかけました。
その際、「ライオンズクラブは、内閣府、厚生労働省、警察庁、文部科学省の4省庁の後援名義使用の許可を得ていること」、「講習を行う講師は、薬物乱用防止教育を受講した認定講師であること」等も併せて説明いたしました。
その結果、ソーシャルディスタンスの確保等、万全のコロナ対策をした上で、市内4校13クラスの授業で、この講座を取り入れていただけることになりました。
教室実施に備えまして、何度かメンバーで勉強会を行い、令和3年11月までに2校7クラスで「薬物乱用防止教室」が開催され、さらに今年度中に2校6クラスにて実施すべく、ご担当の先生方と打ち合わせを行っているところです。
50分という限られた授業時間の中で、講習は次のように進行しました。
1 担任教諭挨拶 講師紹介
2 ライオンズクラブ概要紹介 アクティビティの概略説明
3 薬物乱用とは 薬物乱用防止教育の必要性
DVD視聴のポイント~視聴後の流れの説明
4 DVD(公財 薬物乱用防止センター著)視聴(20分程度)
5 生徒主体のグループディスカッション開始
6 各班代表者発表
7 講師総評
8 全員で「ダメ、絶対」3回唱和
教室終了後、感想文を書いてもらい、全生徒に提出していただきました。後日、感想文を読ませていただいたところ、「薬物乱用は体に悪い影響があること」「一度壊れた脳は元に戻らないこと」等が記されており、薬物乱用の怖さを良く理解してくれたことが伝わってきました。
薬物使用が人生に及ぼす悪影響について警鐘を鳴らす「薬物乱用防止教室」の開催は、青少年健全育成をサポートするライオンズクラブの理念に則った素晴らしいアクティビティであると再認識いたしております。
なお、教室開催にあたり、相模原シティライオンズクラブの薬物乱用防止教室を見学させていただき参考とさせていただきましたこと、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
12R-2Z 富士吉田ライオンズクラブ 薬物乱用防止委員会 委員長 L大森 彦一
発信 マーケティング・地区ニュース委員会