逗子葉山ライオンズクラブ
逗子葉山ライオンズクラブでは、年間事業として国道134号線の葉山長柄交差点から御用邸までの沿道の道路清掃及び逗子海岸や葉山町森戸海岸で米軍池子住宅に住む軍人有志も参加してビーチクリーンを行っている。
今夏は、コロナ禍の中において神奈川県下では25か所全ての海水浴場は開設されなかった。初めてのことであった。本来ならば、東京オリンピックセーリング競技大会が実施されていた。クラブからも運営スタッフとして参加する者もいたが、残念ながら延期になってしまった。
そんな中で、神奈川県では海の無秩序化が懸念されるとの声が大きくなり、(公財)日本ライフセービング協会と包括協定を結んで7月1日(水)から8月31日(月)まで、全ての海岸にライフセーバーとマナーアップ警備員の派遣を決めた。
逗子海岸においては、桐ケ谷 覚逗子市長(当クラブ会員)がいち早く「開設されなくても浴客は大勢来られる。特に子どもたちの安心安全対策は、事故が起きてからでは遅い。例年通りの警備体制で実施する」との強いリーダーシップの下で「新型コロナウイルス感染症流行下に於ける逗子海岸のマナー向上に関する条例」を制定して各種対応策を実施した。
逗子海岸では、7月22日(水)から例年通りライフガードと警備員に加えて海岸組合はじめ関係団体が一丸となって参加して始まり、安全管理と秩序維持および周辺道路を含むビーチクリーンを行って8月31日(月)に無事終了した。
ビーチクリーンは、海水浴場が開設されない中で毎日海岸組合や逗子サーフライフセービングクラブ員たちとともに、当クラブからも有志が参加して、海岸から海に通じる道路のゴミ拾いを実施した。桐ケ谷市長も公務の合間をぬって、また週末休日を返上して海岸パトロールやビーチクリーンに参加されて、私たちと同じように真っ黒く日焼けされていた。
また、期間中の海上安全対策では、暴走する水上バイクはじめ動力船の警戒に横須賀海上保安部から監視艇2艇を派遣いただいて、海岸組合および逗子マリン連盟と逗子サーフライフセービングクラブの水上バイクとともに海上で警戒監視にあたり安全が守られた。
当クラブでは、今期会長の筆者が代表を務めるNPO法人逗子サーフライフセービングクラブ員とともに期間中安全管理を務めて全日出勤して任に当たった。他の活動としては逗子海岸および葉山森戸海岸において各1日クラブ員総出でビーチクリーンを実施した。
また、市内在住小学生を対象としたイベント“ワッショイ逗子海岸”事業(実行委員会・通年)や逗子海岸ウォーターパーク(実行委員会・筆者会長)を応援しているが、今夏は、コロナ禍により活動が全て中止となった。
暑かった夏が終わったが、コロナ禍の終息は全く見通せない中でこれからは計画している事業を粛々と実施して行く。
9R-2Z 逗子葉山ライオンズクラブ 会長 L歌代 光雄
発信:地区ニュース委員会