11月18日(水)と11月24日(火)13時30分から17時まで初めてのWEBによる「薬物乱用防止教育認定講師養成講座」が開催された。
事前に受講希望日を選択し、受講者は128名(新規44名・更新74名・ゴールド新規2名・ゴールド更新7名・聴講1名)。受講者には、認定証が授与され学校医・麻薬取締官・警察官と同じ立場で、小・中・高校等で講師をする資格が得られる。資格取得有効期限は3年間。ゴールド資格は活動を認めたクラブ会長のサインが必要となる。
公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターが協賛し、内閣府・厚生労働省・警察庁・文部科学省が後援している。
吉本晴夫地区ガバナーの挨拶に始まり、大森彦一青少年育成・薬物乱用防止・クエスト委員長は、「認定講師がそれぞれの地域で、未来を支える少年が健全に成長できるように啓発活動の推進に努力していただきたい」と受講者を激励した。
①「啓発動画」視聴講座
麻薬・覚せい剤乱用防止センター企画部長加藤康樹様から「実態がどうなっているかの新作DVD(今、薬物問題を考えよう、私たちの未来のために)は、小学校の先生方からも好評で各ライオンズクラブに配布されているので見ていただきたい。コロナ禍で犯罪件数は減少しているが薬物の事犯は増えている」と話された。
②専門講座
1) 山梨県福祉保健部赤池様から、「山梨県の取り組み・普及活動」について。
2) 山梨県警察本部薬物・銃器担当警部池田様から、「薬物犯罪の現状と対策」について。
③基礎講座
土浦環ライオンズクラブメンバーの医学博士万本盛三L監修「医学知識のビデオ」を視聴。
④実践講座
厚木さつきライオンズクラブ認定講師の鈴木泰堂Lは、コロナ対策のために2つの教室をズームでつなげての薬物乱用防止講座の成功事例等を話した。「思いを伝える気持ちがあれば誰でも講師になれるすばらしいアクティビティなので、ぜひ実践して欲しい」と結んだ。
⑤講評(麻薬・覚せい剤乱用防止センター企画部長加藤様)
「今回は、警察・行政の中継を交えながらのWEB講座であった。認定講師の講座は24年間続いており、学校と地域を中心として地道な啓発活動を継続している。SNSなど情報が溢れる中で、今後はメディアを活用して時代に合った啓発も必要である。当センターのホームページにもライオンズクラブの講師養成講習会の実施をアップロードしているので、ぜひ見て貰いたい」と受講のお礼を述べ、閉講となった。
〜合言葉は、「薬物乱用はダメ、ゼッタイ!愛する自分を大切に」〜
取材:地区ニュース委員長 L坂本 治子
撮影:地区ニュース補佐 L近野 照彦
発信:地区ニュース委員会