11月12日(金) 於:甲府市 山梨県県民文化ホール
「ようこそ山の都甲府に、少しだけでも甲斐路の秋を味わっていただきたい」と中澤一浩第1副地区ガバナーから歓迎の辞があり開会された。
幸いに、新型コロナウイルスの感染拡大は小康状態にあり、山梨は感染者0の日が15日続いている。このような中で、会議はより警戒を怠らないよう、広いホールに構成員に限った席と、時間短縮を図るためスクリーンを活用し役員紹介等の冒頭セレモニーは迅速に進められた。
亀井真司地区ガバナーは「会員増強、LCIF、他の全てについても、ここの構成員、役員は自身で抱えて苦悶することなく、メンバーに頼る。頼りにすることが大切である」と強調した。また、「地区ガバナーとして1年にやれることは限られている、単年でなすべきことは何か構成員の皆様と考えて活動する。様々な変革や改革に必要なことは単年度ではできない。現に、会員増強のための国際プログラムは、第1副地区ガバナーを中心にチームが作成を始めている。若者に目を向けると、あらゆる分野での分断や差別に焦燥感や不安を抱いている、そして社会奉仕には関心があるが組織に属するのは嫌だ、理解できる所もある。将来、ライオンズに入って幸せな人生が送れるよう、我々が変化し常に対処ができる心掛けが必要である。さらに、リジョン・ゾーンの再編、クラブ合併についての問い合わせ、相談が寄せられている。まずは地域での議論が重要であり、今のリジョンがどのようにして編成になったか、情報を提供しどこが問題点なのか協力していきたい」と述べた。
●幹事報告…鈴木直樹キャビネット幹事から「第104回モントリオール国際大会」の開催案内、地区会員の動静、LCIFの寄付額、今後のキャビネット事務局の予定等の報告があった。
●会計報告…小松和芳キャビネット会計からキャビネット会計統括報告(2021年9月30日現在)の報告があった。
その後、亀井ガバナ―が議長となり議案審議が行われた。鈴木キャビネット幹事から提案理由の説明が行われた。
<議案1> 第68回地区年次大会 代議員会の件
別紙「第68回地区年次大会代議員会実施要綱・議案提出および第68回地区年次大会議事規則」(資料1)の規定と要綱により実施したいので、承認を求めます。
[賛成多数により承認可決]
<議案2> 次期地区ガバナー、次期第1および第2副地区ガバナー選出の件
別紙「2022~2023年度 地区ガバナー、第1および第2副地区ガバナー選出に関して」(資料2)により実施したいので、承認を求めます。
[賛成多数により承認可決]
<議案3> 地区ガバナー、第1および第2副地区ガバナー選出規定の付則の件
ライオンズクラブ国際協会330-B地区 地区ガバナー、第1および第2副地区ガバナー選出規定の付則を(資料3)により実施したいので、承認を求めます。
[賛成多数により承認可決]
滞りなく審議が行われた。
引き続き報告事項があり、「一般社団法人日本ライオンズ」について亀井ガバナ―および所掌するコーディネーターは情報が少ないことを前置きして、同法人は設立から6年目になり、理事長を先頭に8複合地区の議長が執行理事として社団運営を行っている。さらに、その役割、活動、編成の経緯等の説明を行った。
質疑に入り複数の元地区ガバナー・名誉顧問から「クラブ経費として落ちるのか、いつからか、法人化については330-B地区は反対してきた経緯がある、元に戻すよう働きかけをしてほしい」等の質問と要望があった。亀井ガバナ―は、まだ不明な部分がある情報を共有し活動していくと述べた。
次に中澤第1副ガバナーから、日本の会員が10万人を切る状況が危惧されている、世界においても同様である。そのため、新しい会員増強プログラムGMAが始動しだした。22年7月からは全ての地区で同プログラムがスタートする。今は研修を受け、次の4 つのステップ作成に入る。皆様の協力を願いたい。来期は委員会が増える見通しとの報告があった。
最後に石田真一第2副地区ガバナーの閉会宣言をもって第2回キャビネット会議が無事終了した。
取材:マーケッテング・地区ニュース委員 L篠原 秀彦
撮影:マーケッテング・地区ニュース委員 L平岩 謙
発信 マーケティング・地区ニュース委員会